中小企業事業主、経営者、役員の皆様へ
助成金の最新情報です。
人材開発支援助成金の制度導入、今月いっぱいで廃止となります。
キャリア形成支援制度導入コース 助成額 47.5万円 生産性要件を満たす場合 60万円
→セルフキャリアドッグ制度
※定期的なセルフ・キャリアドック制度を導入し、実施した場合に助成
→教育訓練休暇制度
※労働者に教育訓練休暇制度又は教育訓練短時間勤務制度を取得させる制度を導入し、実施した場合に助成
職業能力検定制度導入コース 助成額 47.5万円 生産性要件を満たす場合 60万円
→技能検定合格報奨金制度
→社内検定制度
※社内検定を導入し、実施した場合に助成
→業界検定制度
※業界検定制度を作成し、構成事業主の労働者に当該検定を受検させた場合に助成
よく勘違いが多いのがポイントとしては計画さえ出しておけば、実施は5月以降でOKという点です。
「3月末は繁忙期で対応できない」
というお声を頂戴することがございますが、計画期間のイメージは今年の5月1日から3年間となります。
取り組んでみようかな~、というような内容が1つでもありましたら、「計画」を期日までに提出されることを強くおすすめしたいと思います。
提出期限は、
※制度導入適用計画の提出を予定している方は、平成30年3月30日(金)までに各都道府県労働局へ提出。
埼玉の事業所様は、ハローワークとなります。
なお、平成30年3月31日(土)が提出期限となっている制度導入適用計画届については、平成30年4月2日(月)までの提出が可能です。
※制度導入適用期間の初日が平成30年5月1日(火)の場合です。
厚生労働省HPによりますと
4月より、教育訓練休暇付与コース(有給の教育訓練休暇を導入する事業主の方に対する助成)が新設となります。
上記、キャリア形成支援制度導入コースの教育訓練休暇制度は、無給でも認められますが、新設の教育訓練休暇付与コースは「有給」のみとなるようです。
ここ3年程、弊所のお客様にも取り組んでいただいておりました制度導入の助成金ですが、この3月(最終期限:4/2まで)をもって大幅な縮小となってしまいます。
特にセルフキャリアドッグ制度は、定期的なキャリアコンサルタントさんとの面談の制度ですが、従業員さんのモチベーションアップや、会社への定着につながりとてもいい制度です。
助成金がなくても、企業様にはぜひ、取り組んでいただきたいと思います。
埼玉県川越市で開業している「あなたの、はた「楽」をサポート」する社会保険労務士です。
元リケジョであり、IT業界から社会保険労務士に転身した、ちょっと異色の経歴をもつ社労士です。
プライベートでは3男児の母になり、会社員時代に産休・育休・時短勤務も身をもって経験済。市内保育園に10年以上お世話になっています・・・
働く時間は人生の3分の1ともいわれます。
社長さんも従業員さんも、働くすべての人に楽しい仕事人生を送ってほしいという思いから、社会保険労務士になりました。
現在は社労士業である労務管理と合わせて、人事制度・賃金制度を中心とした制度作り、採用育成に関するコンサルティングを行っています。
中小企業の身近なアドバイザーとして、よりよい職場づくりを応援しています。