先日、 「職業能力開発推進者選任調べ」を職業能力開発サービスセンターに送付しましたところ、
下記の内容とともに控えが送られてきました。
「人材開発支援助成金」の手続きに関する「職業能力開発推進者選任調べ」の取り扱いについて
事業主の皆様へ
当協会の事業運営につきましては、日頃より多大なご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、職業能力開発促進法に基づく、「職業能力開発推進者」の選任につきましては、
平成29年度は、当協会及び全国の職業能力開発サービスセンター(静岡県、岐阜県、三重県、岡山県を除く)で受け付けを行っておりますが、
平成29年度の「人材開発支援助成金」の申請手続きを行う際は、「職業能力開発推進者を選任していること」は要件ですが、
「職業能力開発推進者選任調べ」を当協会及び全国の職業能力開発サービスセンターへ提出いただく必要はございませんのでご案内申し上げます。
なお、「人材開発支援助成金」に関する手続きは、全て各労働局が行っておりますので、詳細につきましては、最寄りの労働局までお尋ねください。
(ご参考)
中央職業能力開発協会HPにも記載がありました。
「人材開発支援助成金」の手続きに関する 「職業能力開発推進者選任調べ」の取り扱いについて
「人材開発支援助成金」の申請手続きを行う際は、「職業能力開発推進者を選任していること」
平成28年度のキャリア形成促進助成金のときは、計画提出時に「職業能力開発推進者選任調べ」の写しを添付しなければなりませんでした。
そのため職業能力開発サービスセンターに選任調べを送付して、受付印を押した控えを戻してもらっていました。
このキャリア形成促進助成金、平成29年度になりますと「人材開発支援助成金(制度導入)」に変わりました。
そのタイミングで「職業能力開発推進者選任調べ」は提出不要になっていたのですね。
平成29年度の人材開発支援助成金を申請時、このことに気づかず、ずっと添付して提出していました。
しっかり「不要」と書かれているというのに。提出時も特に指摘がなく出すものだと思いこんでいました。
ちなみに職業能力開発サービスセンターは、人材育成に取り組む事業主・事業主団体の皆様の支援をする団体です。
選任調べを提出することに対して、特にお客様に負荷がかかるものではないはず、なのですが・・・
ただ、しなくてよかったことをお願いしてご対応いただいていたことは反省点です。
要件は「いつの間にか」変わっていたりするので、都度確認しながら対応していかなくてはならないと改めて感じました。
その都度しっかりと確認する、肝に銘じていきたいと思います。
年度替わりや、助成金の名前が変わった時は特に「要件変更」には注意していきましょう!
人材開発支援助成金(制度導入)、次年度は廃止となります。
廃止なので、「職業能力開発推進者選任調べ」を提出することもなくなるかもしれませんが・・・
(追記)
埼玉の某ハローワークでは、専任調べがある場合は見せてください、という対応でした。
(聞いてみましたら、出さなくてもいいのですが、専任調べを提出している場合は確認するみたいです。やはり書類が命ですね。きちんとしておく、証拠を残しておくことは結構大事です)
埼玉県川越市で開業している「あなたの、はた「楽」をサポート」する社会保険労務士です。
元リケジョであり、IT業界から社会保険労務士に転身した、ちょっと異色の経歴をもつ社労士です。
プライベートでは3男児の母になり、会社員時代に産休・育休・時短勤務も身をもって経験済。市内保育園に10年以上お世話になっています・・・
働く時間は人生の3分の1ともいわれます。
社長さんも従業員さんも、働くすべての人に楽しい仕事人生を送ってほしいという思いから、社会保険労務士になりました。
現在は社労士業である労務管理と合わせて、人事制度・賃金制度を中心とした制度作り、採用育成に関するコンサルティングを行っています。
中小企業の身近なアドバイザーとして、よりよい職場づくりを応援しています。