謹んで新年のご挨拶を申し上げます
旧年中は、格別のご愛顧を賜り、厚くお礼を申し上げます。
2013年1月1日に開業した当事務所は、おかげさまで開業8年目を迎えました。
お客様はじめ、提携先企業様、弁護士、税理士、公認会計士、司法書士、行政書士、中小企業診断士の先生方、
同業の社会保険労務士の先輩方、様々な方々に支えられ、8年目を迎えることができました。
誠に御礼申し上げます。
働き方改革を実感した1年でした
昨年は「働き方改革」という言葉が社会全体に浸透したことを実感した1年でした。
「長時間労働の是正」「有給の取得義務化」
というような労働法に関わる部分はもちろんですが、
人手不足による採用の強化、人材育成、適切な人事評価・給与の支払い方法、生産性向上に関するご相談等、様々なご相談をいただきました。
開業した8年前は「辞めたら別の人を」「残業は仕方ない」という考えも多くうかがいました。
労務管理については「外野の話」というようなイメージだったのか
労働法や労務管理の仕方について説明させていただくと
「そんなきれいごとを・・・」「そんなことしなくてもうちは大丈夫」
というようなお言葉も、よく頂戴したものです。
最近は
「有給5日が義務になったんですよね」
「残業が多いと罰則があるんですよね?どれくらいなんですか?」
とお客様自身が労働法の改正内容について把握されており、詳細や、自社でどうしたらいいかを知りたい
というような具体的なご相談を多くいただくようになりました。
8年前に比べますと確実に、従業員により深く目を向け、労務管理の重要性を感じてくださっている経営者様が増えたと実感しています。
この変化は本当にうれしいです。
私は、職場づくりの考え方の根底に、従業員満足(ES)を置いています。
従業員満足(ES)とは、従業員が「生き生き」と満足して働くことができる環境を作ることです。
これが、企業成長には不可欠であると考え、日々の業務を行っています。
(弊所HPの人事制度のところに載せてあります →人事制度)
会社の理念を従業員に伝え、理念が社内に浸透し、従業員自身も自分の仕事に満足し、やりがいを感じ、自己実現をしながら成長していく。
それが顧客満足(CS)につながり、会社の業績が向上していく…それが当事務所の考える理想の会社の姿になります。
働き方改革は、今までの働き方を見直し、残業も減り、健康維持につながる。プライベートが充実できる。
従業員にとってはいいことばかり。
法改正だからやらなくてはいけないし、従業員にとってはいいことだから、こう変えます!
とある日突然、社長が従業員に宣言!
果たしてそれでいいのでしょうか?!
働き方改革も、常に従業員目線を忘れずに進めていく必要があるのです。
働き方改革を進めていく中でも、会社の成長を支える従業員を大切に考える、ESの考えを少し頭の隅に置いていただけたらありがたいです。
社会保険労務士として
働き方改革の流れの中で、社会保険労務士として何ができるのかを日々考えています。
単に事務手続きの代行だけではなく、付加価値の提供
に重点を置いています。
これからも皆様のお役に立てるサービスをご提供できますよう、努力してまいります。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2020年1月
おひさま社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 篠田 恭子
埼玉県川越市で開業している「あなたの、はた「楽」をサポート」する社会保険労務士です。
元リケジョであり、IT業界から社会保険労務士に転身した、ちょっと異色の経歴をもつ社労士です。
プライベートでは3男児の母になり、会社員時代に産休・育休・時短勤務も身をもって経験済。市内保育園に10年以上お世話になっています・・・
働く時間は人生の3分の1ともいわれます。
社長さんも従業員さんも、働くすべての人に楽しい仕事人生を送ってほしいという思いから、社会保険労務士になりました。
現在は社労士業である労務管理と合わせて、人事制度・賃金制度を中心とした制度作り、採用育成に関するコンサルティングを行っています。
中小企業の身近なアドバイザーとして、よりよい職場づくりを応援しています。