「人を雇用する中小企業の経営者様」に知ってただきたい労働・社会保険法に関する情報を、ブログでお伝えしています。
おひさま社会保険労務士事務所代表の篠田 恭子です。
26日に社会保険労務士試験があるので、今回は社会保険労務士についてのお話をしてみたいと思います!
まだまだ知名度が低いと感じる部分もありますが、
「社会保険労務士」。ちょっと長いので社労士と呼ばれる(自分でもそういう)ことが多いです。
「労務士さん」と呼ぶ社長さんもいらっしゃいます。
長くなりそうなので、第一弾です。。
社会保険労務士とは
社労士は、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。
企業の成長には、お金、モノ、人材が必要とされておりますが、社労士はその中でも人材に関する専門家であり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行っております。
社労士は、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。
職場や企業の悩みは、人を大切にする企業づくりの支援をしている、社労士にお任せください。
あまりなじみがない方もいらっしゃるかもしれませんが、給与明細を見ていただくと、引かれている社会保険料、残業代の項目があると思います。
それらの項目は、どうやって計算されているかご存知でしょうか?
そのあたりが社労士の業務範囲の1つです。
労働法、社会保険法の専門家。働いている人にとって身近な法律を扱っています。
今年50周年です!
社会保険労務士法は昭和43年(1968年)の成立ですので、今年50周年!
広報活動が活発に行われています。みなさんも街のどこかで、「社会保険労務士」という文字を目にすることがあるかもしれません。
全国社会保険労務士会連合会 広報活動
社会保険労務士の仕事の内容がわかる、全国社会保険労務士会連合会のCMがありますので、ぜひご覧ください!
「ママはウソつき」篇
家事、子育て、親の介護・・・家庭と仕事の両立に奮闘する母親の様子を娘の視点から描いた、ドキュメンタリー風のミニドラマです。
https://youtu.be/ipVhMqCgO6g
頼れるパートナー社労士
国民の現在(いま)を支える社会保険労務士とは?
どんな存在なのか、ぜひ解説ビデオをご覧ください。
その他、全国社会保険労務士会連合会のHPをご覧ください。
埼玉県社会保険労務士会 広報活動
私の所属する埼玉県社会保険労務士会でも、50周年ということで力を入れた広報活動が行われています。
さいたまスーパーアリーナに看板を出しています。JR川越駅にも看板が出ていました。
埼玉県会にはキャラクターがいて、名前が「しゃろたま」。
埼玉県会のテレビCMはこちら!
NACK5でラジオCMもやっています。
他にもたくさんありますので、ご興味のある方は、埼玉県社会保険労務士会 広報活動へ
社会保険労務士になるには?
社会保険労務士になるためには、社会保険労務士試験に合格した後に、連合会に備える社会保険労務士名簿に登録(実務経験2年以上又は事務指定講習の修了が必要)することが必要です。
私は、2011年の東日本大震災の年の合格組で、翌年2012年夏に事務指定講習を受講して、実務経験2年に変えました。
事務指定講習は実務経験2年に変えるために手続きを学ぶ講習です。
・通信指導課程
教材によって自己学習し、研究課題の報告による通信教育方式により添削指導を行います。・面接指導課程
講習科目について講義形式により4日間(1科目3時間)行います。
会社の夏休みを利用して面接指導(面接といっても面接はしないで、丸4日間ひたすら講義を聞く)に行った記憶があります。
試験も8月ですが、面接指導は7月のものに参加したんだったか・・・どちらも暑かった記憶が残っています。
埼玉県川越市で開業している「あなたの、はた「楽」をサポート」する社会保険労務士です。
元リケジョであり、IT業界から社会保険労務士に転身した、ちょっと異色の経歴をもつ社労士です。
プライベートでは3男児の母になり、会社員時代に産休・育休・時短勤務も身をもって経験済。市内保育園に10年以上お世話になっています・・・
働く時間は人生の3分の1ともいわれます。
社長さんも従業員さんも、働くすべての人に楽しい仕事人生を送ってほしいという思いから、社会保険労務士になりました。
現在は社労士業である労務管理と合わせて、人事制度・賃金制度を中心とした制度作り、採用育成に関するコンサルティングを行っています。
中小企業の身近なアドバイザーとして、よりよい職場づくりを応援しています。